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特集 ぜひ知っておきたい アトピー性皮膚炎の原因とは?

つらい症状なんとかしたい!
まずは読んでみてください。

アトピー性皮膚炎は、20歳以下のおよそ10人に1人が患っているとの推測がなされています。
近年の食環境や生活環境の変化、ストレス過多により症状が悪化している人も多いといわれています。
そこでアトピー性皮膚炎の基礎知識とともに、医療機関などで取り入れられている治療法や、皮膚疾患に関する漢方の考え方もご紹介します。うまく漢方の考えを取り入れて健康な生活を目指してみてはいかがでしょうか。

かゆみのある人

まずはアトピー性皮膚炎について知ろう!
アトピー性皮膚炎の診断基準

以下の症候がみられる際にアトピー性皮膚炎と診断されます。(参照:日本皮膚科学会雑誌1994)

1.瘙痒感(かゆみ)

アトピー性皮膚炎にはかゆみがあります。強く我慢ができないかゆみがほとんどです。

かゆみのある人

2.皮疹の特徴

急激に症状が表れる急性病変
急性病変のイメージ図

急性病変が継続して反復すると慢性病変になっていきます。

慢性的に症状が継続する病変
慢性病変のイメージ図

3.全身に及ぶ皮疹分布

幼児期、小児期、成人期と年齢とともに皮膚の湿疹は変化していきますが、広範囲に皮膚炎が及んでいることがほとんどです。また、左右対側性(左右とも似た部位に発症する)であり、好発部位は、前額、眼囲、口囲、口唇、耳介周囲、頚部、四肢関節部、体幹です。

年齢による特徴
年齢による特徴のイメージ図

4.慢性もしくは反復性がある

乳児は2ヵ月以上、小児期、成人期は6ヵ月以上を慢性とし、症状が軽くなったとしても後に何らかの内因、外因によって再び悪化することが多いとされています。

5.その他特徴

  • 遺伝的要因

    両親共にアトピー性皮膚炎の場合には約8割、片親がアトピー性皮膚炎の場合は約5割強の割合で子がアトピー性皮膚炎を発症しているとのデータがあります。

  • IgE抗体を産生しやすい(炎症反応を起こしやすい)素因をもっている

    食環境や生活環境、ストレス過多など様々な要因が考えられます。